目次
お店データ
- 店名：京料理 箔
- 所在地：京都府京都市中京区木屋町通り三条上ル上大阪町528-3
- アクセス：三条駅より徒歩3分
- 電話番号：075-254-8717
- 定休日 ：月曜日・火曜日
- 営業時間：17：00～22：00
- 食べログページ：https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26030697/
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三条木屋町「京料理箔」
この日はお世話になっているお客様と会食。
10年以上、頭が上がらない兄貴分的存在の方に、良いお店を予約してアテンドさせていただきました。
お伺いしたのは三条木屋町の「京料理箔」さん。
こちらのお店は、幕末には「四国屋丹虎」という名前の料亭として、あの武市半平太が半年過ごしていたとされています。
土佐勤王党の隠れ蓑として、当時の隠し階段の後があったりと歴史好きには垂涎モノな建物。
全て個室となっており、一日3組限定という特別なお席。
今回はその中でも武市半平太が実際に住んでいたお部屋にて会食をさせていただきました。
ほとんどリノベーションされていますが、床の間は当時のままで見事な木材を使用されており、建築関係の方であれば驚かれる程。
ちなみに掛け軸は坂本龍馬。
そして鴨川を見下ろす景色も素敵。
男二人よりは女性と来たかったという思いもよぎってしまいました。
天然真鯛と筍で京都より春の訪れ～春食材の饗宴～33000円
（サービス料10%）
いただいたの季節を感じる筍と真鯛を中心としたコース。
赤貝と鯛の子の酢の物
長崎の赤貝と鯛の子を柑橘と鰹出汁のジュレてさっぱりと。
中には黄身酢を忍ばせて濃厚な味変が楽しめます。
春野菜や山菜も忍ばせて春を感じさせてくれます。
車海老と帆立のしんじょ
蓋をあけると優しい香りが漂う。
利尻昆布の二等昆布（昆布の根に2番目に近い部分らしい）と鰹の本枯れ節の合わせだしは、余計な調味料を使わない滋味。
そして車海老と帆立のしんじょの存在感。
忍ばせている蛤もまた噛む程に美味い・・ッ
お造り
加太の真鯛とアオリイカ。
アオリイカのトロける食感にウットリ。
そして細切りの塩昆布で食べる真鯛は、口の中で昆布締めを作る遊び心。
炙った帆立と筍を添えて。
この筍は地面から出る前の希少な白子筍で、フレッシュで甘いのです！
金目鯛の餡かけ
炭火焼きした金目鯛の下には篠山の黒米おこわ。
桜エビの餡がエエ香りなんです。
涙出そう。
伊勢海老の炭火焼き
伊勢海老炭火焼きに優しい銀餡。
そして濃厚伊勢海老味噌と木の芽の香りの調和が素晴らしい。
白子筍の炭火焼きも甘さが引き出されて美味。
たけのこの飛龍頭
ひろうすには筍の甘味がほんのり。
湯葉のトロトロ餡かけに、細かく刻んだ行者ニンニクの香りと食感が良いアクセント。
黒鮑の柔らか煮も添えて抜かりなく。
熊野牛サーロインしゃぶしゃぶ
火入れが美しい・・ッ
サーロインは折りたたまれているので結構ボリュームあります。
そして！今年も食べられました花山椒。
ゴマだれとサーロインの脂に合わせる花山椒の爽やかな香りは、もはや化学反応。
土鍋炊き込みご飯
ラストは鯛と筍、臼井豆の炊き込みご飯。
鯛の旨みと香り、ちょっと美味しすぎはしないかッ？
鯛出汁の味噌汁と合わせればさらに幸せ。
美味すぎて少し残った分折り詰めにしてもらって翌朝いただきました。幸せテイクアウト。
宮崎マンゴープリン
デザートは濃厚マンゴープリン。
丹波篠山の黒豆を添えて。
最後まで大満足。
非日常な空間でいただく絶品創作和食の数々に感動しっぱなしでした。
ごちそうさまでした！！
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