「祇園 呂色」京を感じる創作フレンチの世界。

お店データ

  • 店名:祇園 呂色
  • 所在地:京都府京都市東山区花見小路四条5F
  • アクセス:祇園四条駅から徒歩5分
  • 電話番号:075-541-5510
  • 定休日 :水曜日(加えて不定休あり)
  • 営業時間:ランチ:12:00〜15:00 ディナー:18:00~又は、19:00〜どちらか
  • 食べログページ:https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26029969/

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ミシュラン一つ星!「祇園 呂色」


この日は連れのお祝いということでちょっと豪勢に。
祇園四条から四条通り沿いに、八坂神社の方に歩いて行くと5分くらいで「祇園 呂色」さんに到着。

ミシュラン一つ星獲得のフレンチの名店。
意外にも2017年オープンと新しめなお店。

食べログでいうとブロンズ。
まあ食べログのブロンズは賛否両論ありますが・・
なんつって。運営の方すいません。

シックなカウンターが感動を引き立てる。


シックな雰囲気の店内にスラリと伸びる漆黒のカウンター。
このカウンターのおかげで色あざかやな料理がさらに映えるんです。

ギャルソンの方もシェフも、ソムリエも対応がスマート。
給仕、カトラリーの交換、料理の説明のタイミング、全てが絶妙。

こんなに高級なお店なのに落ち着く。
某グルメ漫画でも言ってましたが、これが理想的なホスピタリティですね。

ディナーコース20,000円+ペアリング5,000円


ディナーコースは20,000円となかなかいかついっす。
でも最近の寿司バブルを考えたら、全然コスパいいと感じてしまう。
ペアリングにすれば25000円ですし。(決して安いわけではないですけどね)

でもこの感動体験は25,000円の価値がある。
それ以上の感動、つまりコスパが高いのです。

お料理の名前が「感謝」や「出逢い」と、あえて抽象的なものにされているので、どんな料理が出てくるのかが楽しみなんです。

感謝


突き出しは五穀豊穣への「感謝」を現した一皿。
京都の与謝野米をサフランライスにして、薄く揚げてせんべいに。

ドンペリとレニークラヴィッツのコラボシャンパン。
軽いせんべいとシャンパンの爽快な泡が食欲を駆り立てくれます。

出逢い


野菜と野菜の「出逢い」のスープ。
旬の終わりのごぼうと、出始めのトウモロコシ、本来出会わない野菜を合わせているのです。

トウモロコシは熱く、ごぼうは冷たく、場所によって感じる温度差も楽しいです。
ごぼうのエグ味とトウモロコシの甘味の化学反応。

ロワール地方のクヴェヴリ製法のワインをペアリング。
ハチミツのような香りのワインがまた楽しい。

自家製のフォカッチャも美味。
ついついお代わりしてしまう・・

初夏の息吹



無水調理したお野菜を使った一皿。

揚げたじゃが芋のケースの中に人参のピューレとお野菜がゴロゴロ。
下には赤いビーツのペースト、上には花束のようなサラダで鮮烈。

無水調理した野菜は素材本来の甘み、ビーツはバターのコク、人参のピューレはクミンのようなスパイスが効いていて奥行きを感

イタリアの2004年ビンテージオレンジワイン「トレベズ」を合わせて。
白ワインのような赤ワインのような複雑さが料理とマッチ。

神秘


卵と卵、つまり「神秘」
塩分の少ないフレッシュキャビアは新しい体験をさせてくれます。

もちろん京都の卵を使用。
卵の中のウニと卵黄のソースにキャビアをつけていただくという神秘。

そこには濃厚なオレンジの卵黄。

竹野酒造の丹(に)がキャビアとの相性抜群。
子供でも飲めるくらいの甘さに驚愕。
こんな甘い日本酒初めてでした!

大地と海




大地と海はアワビとホワイトアスパラ。
見事なサイズの黒アワビ。
弾ける弾力と、細かい包丁目を入れて口当たりも気持良いです。
ホワイトアスパラに絡むおかひじきのソースが香り良し。

ヴァンサンジラルダンとペアリングでスッキリ。

陰翳礼讃


陰翳礼讃は谷崎潤一郎という作家の言葉で「影の美しさ」という意味だそうです。

影、つまり先ほどの黒アワビの肝。
アワビの肝と卵黄を茶碗蒸しのように仕上げています。

竹野酒造の同じ名前のお酒、in/eiとペア。
先ほどの「丹」も甘かったのですが、こちらは格段に甘い。

相当な値段のお酒だそうで、なかなか口にすることが出来ないお酒。
貴重な体験でした。

生命




生命の躍動を感じる但馬牛の雌牛の炭火焼。
表面に肉汁を塗りつけながら焼き上げていくという仕事。

一口目の香ばしさ、その後の肉の旨味。
肉を焼く、その行為にそこまで差が生まれるのか。

付け合わせは大黒しめじとオイルの中に通した皮付きのにんにく。
大黒しめじの傘の中に薄くスライスした大黒しめじを敷き詰めた細かさ。

2002年ビンテージのボルドー、ポムロール。
柔らかい奥行きのある味わいがお肉に負けていない。

結び


結びは京フレンチならではのシメの麺。

亀岡の七谷鴨を使った鴨コンソメスープ。
身は使わないという贅沢。

セモリナ粉を使った麺が優しく絡みます。

鴨にはピノ・ノワール。
遊び心を感じます。

横顔


赤しその違った顔「横顔」が見えるシャーベット。
しその花の香りも品が良いです。
酸味と甘みのバランス。

共鳴


宮崎のマンゴーとパッションフルーツに海ぶどうで塩気を足し算。
甘みに塩味、塩キャラメルの法則です。
パッションフルーツは凍らせてるものを混ぜて食感を楽しませてくれます。

別皿のフロマージュブランのアイスクリームとのマリアージュも楽しい。

さらにデザートワインのソーテルヌの濃厚な甘さは、アイスと一緒に食べるとラム酒で仕上げた高級なレアチーズケーキのような味わい。

いくつもの「共鳴」が生まれるデザートです。

分かち合い


レモングラスのハーブティーでほっこり。

本来ならシェアが出来るフィンガーフードだったんですがこのご時世なんで小皿で。
焼きたてのフィナンシェとアーモンドショコラとコニャック。

食後酒までもちろんペアリング。

最後にネタバラシ。

最後に詳細なメニューを見せていただいてネタバラシ。
最初から最後まで感動の連続。

決して安くはないですが、お値段以上のコスパを感じました。




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祇園 呂色フレンチ / 祇園四条駅京都河原町駅三条京阪駅

夜総合点★★★★ 4.3

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