一元お断り。念願の「もめん」

お店データ

• 店名：もめん
• 所在地：大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-1-3
• アクセス：心斎橋駅徒歩6分
• 電話番号：06-6211-2793
• 定休日　：日・祝日
• 営業時間：１７時～２２時くらいまで
• 食べログページ：https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27017665/
• LINE CONOMIページ：https://lineconomi.me/businesses/41691891

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※正しい情報をお伝えするために、メニュー名は詳細に書きます。
ヤラセではございません。
（以前「詳細に書きすぎているブログはヤラセ」と言われたので・・）

一元お断り。念願の「もめん」

僕はグルメブロガーとして日々おすすめのお店を紹介しておりますが、「予約困難店」についてはあまり積極的には行っておりません。

ブログに載せても、読者の皆様が食べにいけないからです。まあ、予約するためのツテ、人脈もまだまだございませんので、「行かない」というか「行けない」の方が大きいかも知れませんが・・（笑）

しかし、この日素敵なご縁がありまして、予約困難店であり大阪の和食の最高峰の一つと呼ばれる心斎橋「もめん」さんのお席をいただけることに。

このクラスのお店にいくのは自分の引き出しを増やすためにも必要ですし、天才料理人木綿清次氏のお料理を一度食べてみたかったのはグルメブロガーとして当然の欲。

普通なら座りたくても座れないお席。

カウンター8席だけの店内。
大将の木綿さんは柔らかい物腰と軽快な話術で、一流の和食料理屋にも関わらずお堅い雰囲気を感じさせない。

基本的には一元お断りで、常連の方で予約を回しているお店なので、行きたくても行けないお店。ありがたい。噛み締めます。

繊細という言葉の本当の意味を知る。

お料理は一斉スタートのコースでの提供。
「高級食材使ったら美味いに決まってるやん」という木綿氏の言葉をネットで見たことがありますが、確かに高級食材ばんばんというよりも繊細な技術が光るお料理の数々。

まあ、それでも高級食材は惜しみなく使用されていますが、食材ありきではないということかなと思います。

薄味な中に感じる美味。これが本当の繊細な料理なんでしょうね。

白子の茶碗蒸し

ポン酢を効かせてアッサリとした茶碗蒸し。
白子と百合根がたっぷり。

旨味と酸味。トロトロとホクホク。
最初の一口で伝わる格の違い。

伊勢海老のかき揚げ

一口サイズのかき揚げの軽い弾力。
ここまで食感に差が出るのか。

伊勢海老の半身は素手でパキパキ割りながら中身をいただきます。

鯛かぶら

蓋をあけると柚子の清涼な香り。
正月の様な演技良さげなあしらい。
優しい薄味のお出汁にはしっかり旨味を感じる。

鯛の火入れも絶妙。
ここまで旨味引き出せるのか。

お造り

ひっさげマグロとヒラメ。
ヒラメの熟成具合が最高です。

風呂吹き大根

お手本の様な風呂吹き大根。
甘めの白味噌と柚子皮の香りがまた食欲をそそります。

フグ皮ポン酢

食感が楽しいです。

焼きフグ

人生で1番美味いフグでした。
質のいい鳥モモ肉くらいハリがあって柔らかい。

美味すぎてかぶりつきました。

お食事

ラストは白ごはんに鮭の幽庵焼き、お味噌汁、香の物。

白ごはんが美味すぎておかわり。
鮭もほろりと崩れる柔い身がたまらん。

朝ごはんがコレなら1日幸せだろうな。

水物

ラストはいちごと牛乳のうらごし。
最後まで緻密、繊細。

いい経験させていただきました。
ありがとうございました！

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もめん （懐石・会席料理 / 心斎橋駅、長堀橋駅、大阪難波駅）

夜総合点★★★★☆ 4.2