淀屋橋に移転!創作イタリアン「Ristorante IL PRINCIPE」

お店データ

  • 店名:Ristorante IL PRINCIPE
     

  • 所在地:大阪府大阪市中央区北浜2-1-26 北浜松岡ビル B1F
     

  • アクセス:淀屋橋駅徒歩4分
     

  • 電話番号:050-5456-2455
     

  • 定休日 :不定休
     

  • 営業時間:12:00~13:30(L.O)17:30~20:30(L.O)
     

  • 食べログページ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27113973/

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淀屋橋に移転!創作イタリアン「Ristorante IL PRINCIPE」


今日のお店は淀屋橋駅徒歩5分の創作イタリアン「Ristorante IL PRINCIPE」
もともとなんばにお店を構えておられましたが今年の10月24日に淀屋橋に移転されたお店です〜!

ちょっと奮発して行ってきました。

土佐堀川沿い、橋のふもとに立地しているので夜の中之島公会堂が綺麗です〜!!
デートに間違いないお店。

完全予約制の高級リストランテ!


レトロイタリアン様式の店内にドキドキ。
記念日や大事なデートにおすすめです!

個室はないですが雰囲気はバッチリ。
もちろんですが綺麗めなカッコで行くことをオススメします〜

IL PRINCIPE ディナーコース「イタリアの秋」15000円

いただいたのは15000円のディナーコース。
フィレンツェで修行されたシェフによるお料理は、伝統的なイタリアンにクリエイティブな要素を散りばめられています。

もはやフレンチでしょ!?というかフュージョンとかモダンフレンチか!?
・・と思わされますが、あくまでイタリアン。

一品一品へのシェフのこだわりは聞いているだけで楽しいです。
しかも品数がかなり多い!!
内容も情報も盛りだくさんで長編小説を読んだような多幸感。

サービス料10%ですがソムリエさんのきめ細やかな対応に納得のお値段です!!

さらに奮発してワイン4種類で5000円のペアリングコースもつけちゃいました〜!
ちなみに、お酒弱い方はノンアルのペアリングやハーフサイズのペアリングもしてもらえますよ。

食前酒


食前酒もコースにインクル。
ポルジェス〜!

前菜 その1


切り株のお皿に可愛く盛り付けられた前菜。
早速魅せますね〜!

カップには奈良の柿のスープに水牛モッツァレラを合わせて。
モッツァレラがただただ濃厚。

新鳴門金時をトマトとレーズン煮込んだサルディーニャ風

イタリアパルマの30ヶ月熟成生ハムは「フェイジョワ」というフルーツと合わせて。
フェイジョワって初めて食べましたが結構クセあり。
でも生ハムの塩加減との化学反応が起こります。

前菜 その2


サザエのイカスミフリットに肝のソースを添えて。 
こちらも盛り付けが前衛的。

軽〜い衣のフリットは「サクッ」と「ふわっ」が紙一重。
肝のコクがまたいい仕事。

前菜 その3


3種の魚のカルパッチョ。

尾鷲のヘダイのシンプルなカルパッチョには穂紫蘇のピクルスを添えて。
通常のカルパッチョでは考えられない厚さですが臭みなく、仕事が丁寧。

サゴシは焼き霜にして自家製塩漬け筋子とチンザノでカルパッチョ。
シークァーサーで後味爽やかに。
和食のアプローチも織り交ぜつつのチンザノでイタリアンテイストもぶち込んでます。

カンパチに北海道生うに乗せ、食べられるサボテン「グラパラリーフ」を添えてサクッと食感。
脂ののったカンパチのトロける甘みとウニのガツンと旨味。
王道です。

サラダ


フェンネルというハーブとミント、アンチョビを使ったローマ風サラダ。
バルサミコと赤ワインビネガーであっさりと仕上げています。

自家製パン


ライ麦パンとフォカッチャ。
ソムリエさん曰く、食感にこだわって天然酵母の割合に気をつけているとのこと。
なるほど・・程よい弾力。

パンにつけるオリーブオイルも産地にこだわり、その時のおすすめを出してくれるというこだわりように脱帽。

魚料理 その1


淡路島の名残ハモはフリットに。
衣にビールを混ぜてザクザクっと。

オレンジの皮と果汁で、脂ののった名残ハモをさっぱり仕上げてます〜!!

添え物は菊芋!珍しい野菜チョイスされてますね。

肉料理 その1


ここからお肉!

フォアグラとりんごのパニーノです。
パニーノというかもはやミニハンバーガー!
可愛い。

このハンバーガー、桜とシナモンで燻製されてます。
りんごとシナモンでアップルパイ風です。
ここにフォアグラがナイスマリアージュ。

バンズは自家製ブリオッシュ。
プリンチペマークがいいっすね。

肉料理 その2


肉料理の2つ目はうさぎと洋梨インボルティーニ(包み料理)
全くクセないです。
洋梨の甘酸っぱさとウサギの旨味を引き立てます。

かかっているのはイタリア料理でいう「逃げたうさぎのソース」
うさぎが元気過ぎて肝臓と腎臓だけ残して逃げちゃった〜というエピソードから出来たソースらしい。
あっさりな中に内臓のコクがあるソースです。

クロスして添えてあるのは、イタリアの野菜「ポンタレッラ」ほろ苦さがソースとよく合います。

パスタ その1


パスタは手打ちのタリオリーニ。

北海道の白子と長野の5種類のキノコ(ひらたけ、トキ色ひらたけ、原種のエノキ、たもぎだけ、柳松茸)を絡めたオイルベースパスタ。

平打ち麺によく絡んでます。
キノコ類の旨味成分がスパークしてます。

パスタ その2


パスタ2品めはスペシャリテのラビオリ!
生地にほうれん草が練りこまれ緑色のラビオリです。

自家製リコッタチーズと「みかん猪」のラグーソースがたっぷり。
トロトロジュワジュワ濃厚。

そして贅沢にもグレートリュフをパラリと。
控えめに言って最強です。

魚料理 その2


ブランド秋鮭「銀聖」をユリ根とアサリのおだしでホロリとなるまで煮込んでます。
抜群。

付け合わせはムカゴと満願寺とうがらしを赤く完熟したピューレ。
さらに宮崎のサワガニ!
丸々食べられます。見た目もナイス。

魔法の小瓶に入ったイタリアンパセリとオリーブオイルを散らして完成。
食べる芸術。

肉料理 その3


肉料理のフィナーレは薩摩黒牛のフィレ肉ロースト。
歯がなくても噛み切れるほどの柔らかさ・・!

奈良のマコモダケ、焼きポレンタを添えて。
肉の旨味ガツンとくるのでバルサミコ酢ベースの、あえてあっさりしたソースで。

上にはあえて野暮ったい目玉焼き。
もちろんただの目玉焼きじゃないっす。広島から仕入れた高級卵。

最後にアルバ産の白トリュフをパラリ。
パズルのピースが綺麗にはまってます。

デザート その1


デザートもいっぱい出ます。

ボネというイタリアの濃厚なチョコプリンとシャイマスカット。
ほろ苦い大人のデザート。

デザート その2


クリコを使ったもちもちのカスタナッチョ(焼き菓子)
ナッツレーズンが入って、甘酸っぱさと食感を楽しめます〜

セミフレッドアマレーナ。ワイルドチェリーのアイスを添えて。

デザート その3


重箱に入ったお茶菓子!
和テイストもちょろっと入れて遊びこころが感じられます。

コーヒーとメレンゲのマカロン風
ビスコッティ(イタリアの硬いクッキー)
ザレッティ(イタリアのクッキー)

デザート その4


ジャーに入っているのはホワイトチョコとココナッツのアイス。

4品のデザートで徐々に甘くなってくイメージ。

食後酒


食後酒もインクル。

いろんな種類の食後酒が選べます〜!!
イタリアでは食後に胃腸に良いグラッパを飲むということで、僕もいただくことに。

アルコールきつめですがホッと落ち着くグラッパ。

すごい内容盛りだくさんなコースでした。
味も量も内容も満足感半端ないっす。

デートに間違いないですよ〜




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Ristorante IL PRINCIPEイタリアン / なにわ橋駅淀屋橋駅北浜駅

夜総合点★★★★ 4.0

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